2022年度冬期地区交流会報告
例年通り今年も「焼肉ビジネスフェア」の開催に併せて、2023年1月17日(火)の東北・関東・甲信越地区を皮切りに、全国5箇所(札幌、東京、知立、京都、久留米)で交流会が開催されました。
今回も冬期地区交流会は、北海道地区の開催時期を考慮し、1月17日から3月6日という長期間での開催になりました。全国5か所での参加者総数は、正会員延べ119名、賛助会員延べ282名、スタッフその他の方も含めて、合計422名となりました。
開催宣言は各ブロックを代表する理事や総代が行いスタート致しました。
その後、協会会長で株式会社トラジの金社長より挨拶がありました。コロナ禍3年間の感染者などの状況や、5月には5類に分類されることなどが報告された後、1月の焼肉ビジネスフェアの入場者報告や7月の大阪での焼肉ビジネスフェアの案内などもありました。また、協会の来年度の事業概要などが発表され、会員の皆様に積極的に参加して頂き、当協会並びに焼肉業界全体を盛上げ、多くの課題を解決していこうとの挨拶で締めくくりました。
続きまして、旦専務理事よりJY情勢報告として、JF(一般社団法人日本フードサービス協会)の会員売上動向の報告と昨年の牛肉の部位別の輸入状況についても、輸入量はやや減少したものの価格がコロナ以前と比べ高騰していることなども数字を示しながら説明がありました。
次に昨年11月に実施された「第7回焼肉協会の検定」の結果について田中理事より報告がありました。焼肉ソムリエの合格率は13.3%、焼肉アドバイザーの合格率は25.9%と依然と難関試験になっているものの、諦めずに来年もチャレンジして欲しいとの事。また、次回の開催よりCBT(Computer Based Testing)方式に変更してパソコンを保有する全国約300ヶ所の試験会場を活用してより多くの会員が受験可能となるよう実施方法を変更する旨案内がありました。詳細については、来年度の夏期の交流会や協会ホームページで案内行うとのこと。
次に、「第3回焼肉料理コンテスト」のレシピ募集が、協会の広報委員会より行われました。『熱々、チゲ対決』と銘打ち、決勝進出者は前回の6名から4名へと1次審査が狭き門となるなか、優勝賞金は50万円と同額ですが、その他の賞金が増額されるなど、広くレシピを募集する事で当協会の広報活動にも繋げる企画となっております。地区交流会開始と同時に、募集が開始されておりますので、交流会参加の会員の皆様には、是非レシピの応募お願いしたいとの案内がありました。
今回も参加された正会員より、近況報告がありました、総じては、12月の売上は好調に推移したとの報告が多く、コロナが終息した際には反動で大きな売上向上がどの店舗でも見込めると力強い言葉が多く、一方で、学生アルバイトの入替時期に来ていることや、そもそもの人手不足から予約が受けきれない等、人手不足解消を今のうちに整えたいとの内容も多く聞かれました。また、一番頭の痛い問題として光熱費の異常な値上がりについても多くの会員から出ました。
また、恒例の賛助会員による商品紹介やサービスの案内等が行われましたが、物価高を反映する値上げや水道光熱費対策、インボイス対応等の案内もあり、コロナ収束後の対策についての案内も多く聞かれました。
皆様、今年度の地区交流会にご参加頂きまして誠にありがとうございました。