匠の生産者が育てた最上級の黒毛和牛を味わえる美食空間。
1964年、原田和生社長(84)と料理上手な栄子夫人(75)が福岡市内で創業。
やがてネオン街・中州に進出。さらにレストランスタイルに改装。次は宴会場のある店を、と成長し続け、市内に4店舗。黒毛和牛で名をはせる高級店に。
「大名本店」は1997年、中心繁華街・大名にオープン。4階建て、駐車場完備の大型店だ。
4階は最大50名の宴会が可能な畳の間。3階はテーブル席と掘りごたつ式個室を選べる、家族づれに人気のフロア。2階はラグジュアリーな個室空間。
1階は「肉の工房」。買参権を持つ、長男で常務の原田進さん(55)が枝肉を競り落し、ここでカット。全店へ配送する。
「牧場を訪ね歩いて、信頼できる生産者さんたちと出会いました。彼らが『自信作を出荷するよ』というときには必ず買い付けますよ」(原田常務)
この6月、博多駅東に『鉄板焼利花苑』をオープン。新しいスタイルで黒毛和牛の美味しさを発信している。
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2階はシックな個室フロア。坪庭やガラスの演出で優雅な雰囲気に