リニューアル5年目。
木のぬくもり感じるモダンシックな店舗で若い客層を開拓。
名古屋市の南、知多市で創業45年目。
オーナー・山本政明さん(67)考案の「やまちゃんステーキ」は、極上フィレのやわらかさと、スタッフがテーブルで焼きあげるスタイルが受けて、30年来の看板メニューだ。
長男で店長の山本真也さん(40)は、無煙ロースターのトップメーカー、シンポ株式会社に9年間、勤務。2008年、実家に戻ると、店舗づくりの経験を活かしてリニューアルに着手した。
「新しくなっても、これまで通り、ファミリーが入りやすい、明るく気取りのない店にしたいと思いました」(山本さん)
1階の壁とテーブルには、木肌の風合いを活かした材を使い、あたたかみのある色調で統一。
2階は全席お座敷。個室は寂びた仕上がりが茶室のよう。明るい和モダンの広間は宴会が盛り上がりそう。
「新装後は若い方のご来店が増えました。
『きれいになったね!』と喜んでくださる昔からのお客さまを大事にしながら、新しいファンも増やしていきたいです」
写真キャプション:
1階はナチュラルな色調の白木を多用。壁にはあえて節のある材を使い、さらに凹凸を施して、表情のある仕上がりに