ロードサイドで発見、 昭和レトロな空間。
名物鍋と焼肉を ノスタルジックに。
かに料理業態を柱に、直営20ブランド、103店舗を展開する甲羅グループ(鈴木勇一社長・67・愛知県本社)。
焼肉業態にも積極的で、鶏の頸筋部をいち早く「鶏セセリ焼」として商品化し、メジャーに押し上げた。
名古屋味噌と赤唐辛子で仕立てる名物、「赤から鍋」は韓国鍋のコプチャンチョンゴルがヒントだ。 『赤から浜松柳通店』は国道1号線につながる幹線道路沿い。ドライバーの目を惹くキャッチーな外観、店内では昭和レトロとアジアンテイストが混在する。
板の間にガラス戸を配した席は、なつかしい日本の木造家屋の風情。
極彩色の幟が立つ、アジアの屋台街のようなゾーンも(現在は半個室に改装)。
「『赤から鍋』のネームバリューに負けないよう、焼肉の認知度も高めていきたいです」と影山武史店長(35)。
スタッフは自分がほれ込んだ「おすすめホルモン」の商品知識を深め、美味しさや食感を伝えられるようにしている 。
写真キャプション:
のれん、ホーロー看板、ぼかしガラスなどで「ちょっと昔」の日本のたたずまいを再現。 おばあちゃんの家に遊びに来たような安心感。