四季を通して咲く桜が
特別な日のご馳走に
花を添えて、心に残る
ワンシーンになる。
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往時は名古屋の城下町だった、閑静な住宅街に2013年オープン。
若きオーナー、木村銀志さん(32)が、スーパーの精肉部に5年、愛知県知立市の名店『肉や大善』(大澤孝明社長)での2年の焼肉修業を経て、開業した。
「大澤社長からの『美味しさがいちばんのサービス。美味しければ必ずお客さまは認めてくれる』という、はなむけの言葉が励みです」(木村さん)
『大善』仕込みの厳選和牛主義と華やかな盛り付けが映える、華麗な店舗。「焼肉はご馳走ですから、カジュアル過ぎず、晴れやかな気持ちになっていただきたい」と、黒と赤を基調に、好きな桜を散りばめて、店名の通り、宵闇に桜が咲いたような空間が出来あがった。この非日常感と和牛のクオリティが、アンテナの敏感な20~30代の間で噂を呼んで、リピーターを増やしている。
「この店で実績を作ったら中心街にも挑戦したい。安売りではなく、適度にリーズナブルで、若い世代が少し背伸びして入るような店をやってみたいです」