農林水産大臣認可 事業協同組合 JY 全国焼肉協会

海外研修報告

JY海外研修 2015年

 2015年10月13日~17日の4泊5日(実質3泊)の日程にて、昨年のハワイ研修に引き続き、今年も北は北海道から南は沖縄まで合計27名の参加者で、オーストラリアのゴールドコーストを中心に、視察研修に行って参りました。
 成田空港から夜行便にて出発し、翌朝、ブリスベン国際空港着。チャーターバスにてクイーンズランド州オーキー市に向かいました。日本ハム株式会社が豪州にて展開している牛肉事業(牧場での肥育、と畜、加工、輸出など)の中心的加工処理拠点であるオーキー工場の視察です。肉牛の処理から加工までの各工程を4つの班に分かれて見せていただきました。この工場の屠畜能力は、1日当たり1350頭で、最低24時間枝肉を冷やし込んだ後、骨抜き解体し、部分肉にして約3~4割が国内向け、6割~7割が日本など多くの国に輸出されています。とりわけ品質面、衛生面への取り組みは進んでいました。個々の肉を加工した従業員が誰であるのか、日本でもし瑕疵が発見されてもトレースバック出来るようになっています。衛生面では、毎日作業終了後、7~8時間かけて屠畜ルームから梱包ルームまで専門スタッフによる清掃が行なわれていることなどから、商品の安全衛生面でも優れた施設です。また、広大な敷地を利用したリサイクル活動の取組を行っており、循環型の工場を実現している等、参加者には大変勉強になった事と思いました。
 その後、近くにあるレストランにてランチ。ボリューム満点のラム肉のステーキ等、オーストラリアの地元料理を堪能致しました。夕食はゴールドコーストにて、日本人が経営している焼肉店に全員で足を運び、豪州では最高級の素材を使った焼肉を堪能しました。
 この時期のゴールドコーストは、初夏を迎え気候にも恵まれ、天気にも恵まれました。その後、2日間は、オプショナルツアーなど各自、自由に過ごされました。地元レストランや中華料理、タイ料理等様々な外食のお店へ訪問され、料理や接客等、最近増加している日本国内への海外旅行客の対応等の勉強にもなったようです。
 最終日の夕食は、今回の旅行企画運営をして頂いた賛助会員の『旅のレシピ』の田村さん推薦の海鮮中華のレストランでした。視察旅行での情報交換や視察にて親睦を深められた事と思います。また、中華を堪能した後は、近くにあった逆バンジージャンプ!!   ほとんどの参加者が、ギャラリーとして観戦している中、参加者10名の方々がチャレンジし夜空に絶叫と大きな笑い声を響かせました。良い思い出となった事と思います。
 また次回、機会がありましたら、皆様にも是非参加して頂きたいと思います。