「アッパ(お父さん)盛り合わせ」

創業40余年。本場・京城(ソウル)の味を提供し続ける、地域いちばんの老舗。

近鉄京都線・大久保駅前。「看板犬」のパロル君が迎えてくれるアットホームな焼肉店。
店名の「グランマ」には創業者の村井貞姫さん（７０）への敬意が込められている。
１９６８年創業の京都南部でいちばんの老舗。いち早く無煙ロースターを導入したモダンなママ・貞姫さんは、今も厨房に立ち、キムチやタレを手がける。
中学生のときから手伝いをしていた長男・仁寿さん（５３）は、立命館大学卒業後、銀行員を経て２６歳で店に。
家族で母の味を守り、昨年１１月には、よりくつろげる店舗にリニューアルオープンした。
写真はボリューム満点、人気メニューばかりを揃えた「アッパ(お父さん)盛り合わせ」（３５００円）。
「お手軽で満足感があるので、ご家族や働き盛りのサラリーマンに人気です」（仁寿さん）
市内には学生マンション、自衛隊駐屯地、日産工場があり、焼肉需要が高い。
「みなさんに『また来るわ』と言っていただけるよう、ますます料理とサービスを磨いていきたいです 」

▲写真： 「アッパ(お父さん)盛り合わせ」奥から時計まわりに、ロース、骨付カルビ、上ミノ、ハラミ、てっちゃん」

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「かすうどん」ほか

オーナーが惚れ込んだ「かすうどん」と特上和牛ホルモンがうまい、路地裏の名店。

おしゃれでも豪華でもないけれど、厳選和牛ホルモンと快活なスタッフがうれしい繁盛店。
ホルモンに加えて目玉がもうひとつ。牛の小腸を揚げた、サクサクで旨みたっぷりの「油かす」を入れる「かすうどん」だ。
27歳で串カツ屋を開業した畑博貴社長（41）が「かすうどん」に出合ったのは11年前。
「うますぎる！」と衝撃を受けて、なんと専門店に業態変更。人生を変えるうまさだった。
2005年には、ホルモン焼き、かすもつ鍋、かすうどんを楽しめる焼肉業態の創業店「龍の巣・梅田店本館」をオープン。
ビジネスマン層に絶大な支持を受けてブレイク。現在、大阪・奈良に４店舗を展開する。
写真は奥から時計まわりに、自社で骨抜きして極上ものを見きわめる「カルビ味比べ」（1575円）、「かすうどん」（680円）、ひとりで10人前注文する猛者もいる「特選ホルモン」（399円）。
「すべてのお客さまに感動していただく努力を積み重ねて、将来は関西以外にも『油かす』を広めていきたいです」（エリアマネージャー・中谷悟さん・２８）

▲写真：奥から時計まわりに、「カルビ味比べ」、「かすうどん」、「特選ホルモン。

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