破格のスケールと洗練の空間演出。
本物のクラス感とくつろぎがある。

３００坪の超大型店は、松本駅前エリアのランドマークの一つ。
９５年創業の「上田本店」、０４年オープンの「長野東口店」に次ぐ３店目として、０５年に開業。
「店普請は私の道楽（笑）」という兪修治社長（６８）がみずから設計し、従業員とともに土壁を塗った。
長年、磨き込んだような風合いは本物。韓国の民家に使われていた建具や古材を使い、李朝時代の調度品をしつらえて、ヴィンテージ感を創り出している。
「食だけでなく、さまざな韓国文化と出合っていただける場所にしたい」（兪社長）と、古陶磁や古民具を展示するミュージアムのようなゾーンも設けた。
他店に先駆けて導入したタッチパネル式の注文端末で、全個室４２部屋をきめ細かくフォローする。
まだまだゆとりのある店内に、韓国伝統様式の離れの増設を計画中。
「接待のご利用も多いので、いいお話がまとまる空間を作りたいですね。」 

写真キャプション：
せせらぎの音が迎えてくれるエントランス。ハンアリ（甕）や石像は、どれも韓国から取り寄せた本物。