2023年5月18日、東京アジュール竹芝にて、『第12回通常総代会』、『経営者・店長研修会』が開催されました。また、コロナ禍3年間休止していた懇親パーティーも実施しました。
通常総代会では冒頭に金信彦会長より挨拶があり、この1年間は、「WITHコロナ」の中で売上の回復に努めた結果、コロナ禍以前の売上以上に回復したという声も聴き、また入国制限の緩和により、インバウンドの需要回復も早まった感があるものの、食材の値上げや光熱費の異常な増加が収益を圧迫していることや、慢性的な人手不足の解消がされない環境であるが、コロナ禍で学んだことを活かし、焼肉を更に多くの方々に楽しんでいただけるよう業界を挙げて取り組んでいきたいとの決意が示されました。
また、来賓を代表して、農林水産省 大臣官房新事業・食品産業外食部 外食・食文化課長　　須永新平様より挨拶を頂きました。コロナが収束に向かいつつある中、飲食店の客足も戻りつつある一方、原材料の高騰や人材不足の深刻化が進んでおります。皆様がその中、額に汗して企業努力をされていることに頭の下がる思いです。農林水産省の職員として対話連携を深め、皆様の努力を支えてまいりますとの内容でした。
金会長が議長に選出され、議事が始まりました。７つの議案を審議し可決承認されました。今年度は、理事の改選期に当たり、新たに3名の理事、1名の監事が選出されました。
議長の議事終了の宣言が行われ第12回通常総代会は無事に閉会致しました。

『経営者・店長研修会』は、正会員、賛助会員を含め、170名と多くの方が参加しました。
第一部では「会社に元気、活気を与えるトーク術」と題しまして、
一般財団法人　日本ペップトーク普及協会　代表理事 岩崎良純様にご登壇頂きました。
スポーツマンを励まし、持っている力を発揮し、立ち向かっていけるような言葉の投げかけから始まったペップトークは学校や職場でも活用できる前向きな表現です。巧みな話術でお話しいただけました。

　第二部では、株式会社日本経済新聞社　編集総合編集センター調査グループ調査担当部長　白鳥和生様から「これから売れる商品開発のヒント～コロナ禍で変わった消費者心理と流通環境」と題して講演をいただきました。コロナ禍での環境変化や、もっと長いスパンで見た歴史的な環境変化を分析し、今後どうあるべきかを探るお話を具体的に語っていただきました。　

『懇親パーティー』では、まず理事会にて決定した新役員の紹介が行われました。
金会長の挨拶後、来賓の衆議院議員の中川郁子様、大西健介様より、ご挨拶を頂き、USMEF（米国食肉輸出連合会） ジャパンディレクターの加藤 悟司様の乾杯のご発声で、和やかに懇親パーティーが行われました。
中締めは、今年度より副会長に就任した中山栄一が行い、懇親パーティーを閉会しました。