「和牛三昧セット」ほか
黒毛和牛がリーズナブルな
なかもず駅前の繁盛店

地下鉄御堂筋線、南海電鉄、泉北高速鉄道の３線が集中する中百舌鳥駅の駅前立地。
創業者の日比野森彦さん（60）が持ち帰り弁当店から転進し、2005年に開業した。
「料理はていねいに。サービスは、声をかけられる前に気配を察して動くことを心がけています」と創業者の長男で現社長の日比野健さん（35）。
鹿児島県産黒毛和牛を中心に、上質和牛を「この値段で？」というお値打ち価格で提供する。
霜降りをサッと炙って生卵で食べる、すき焼き風の「鹿児島県産黒毛和牛炙りトロカルビ」（９８０円）や、ロングサイズの「横削り塩たん」（８８０円）など、焼肉スタイルの新提案にも積極的だ。
写真は、美味しいものを食べつくした大人世代に支持される「和牛三昧セット」（3980円）。
上ハラミ、上かいのみ、上なかおちカルビ。どれもやわらかく、それぞれの持ち味を楽しめる三つの部位の盛り合わせ。
キムチと大盛りの和風サラダが付いて、バランスよく食べられる満足セット。

●メイン写真キャプション
「和牛三昧セット」の皿の上、奥から上ハラミ、上かいのみ、上なかおちカルビ

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「極ハラミ」、「上ロース」ほか
本格和牛を市場直接買い付け 赤坂で焼肉ならココ！と評判。

創業店は千葉県松戸市の老舗、 『炭火焼肉 松林苑』（林龍吉社長・３８）。
地元２店舗が実力店に育ち、次にめざしたのが東京進出。
ビジネス街であり繁華街でもある赤坂に２００６年オープン、韓国語の「林」を店名にした。
「赤坂では手ごろな価格ですよ。『あのお肉で、この値段でいいの？』と、よく会計のときに驚かれますから（笑）」と店長の村山佳典さん（２８）。
その理由は、オーナーとスタッフが市場へ出向いての直接買い付け。じかに吟味した和牛は鮮度抜群、リーズナブル。
写真右から時計まわりに「極ハラミ」（２２８０円）は、堂々の厚み、期待以上のジューシーな食感と旨み。どれも「極」の名にふさわしい。
とろけるような「上ロース」（１５８０円）は、さっぱりサンチュ（６００円）と好相性。
ハラミは看板商品。サイコロカットの「上ハラミ」（１３００円）や、通好みの「ハラミスジ」（８００円）も人気。
「激戦区ですがランチは好調。夜のお客さまをもっと増やしたいですね。味とサービスを追求して頑張ります」（村山店長 ）

●メイン写真キャプション
「和牛三昧セット」の皿の上、奥から上ハラミ、上かいのみ、上なかおちカルビ

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