少しだけ日常を離れ、美味しい料理とお酒で
リフレッシュできる身近なリゾート空間。

愛知県一宮市は名古屋市への通勤至便なベッドタウン。２００５年の合併で３８万人都市になったが、郊外には農地も多い。
そんな田園風景の中に、リゾート風の装いで昨年４月オープン。時計メーカーのデザイン室で活躍していた金田重年さん（４９）が帰郷し、開業した。
会社員時代は海外出張が多く、旅行も好き。各国のレストランでインプットした印象を投影したという。
「海外では都心を離れた町にも居心地のいい美味しい店があって、お客さんがゆったり楽しんでいます。
この店も、気取らずに入れる、身近なリゾートのようになりたいですね」
卓上コンロと上引き排煙フードの組み合わせにしたのは、好みのテーブルを使えるから。ほかの調度品も、美意識とコンセプトにかなうものを探して集めた。
無機質な打放しコンクリート仕上げと、ヴィンテージ感のある木のインテリアは思いがけない相性の良さ。クールモダンとくつろぎ感を両立させている。

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実家がこの町で30年間、経営してきた『焼肉 精晃園』が前身。昔ながらのホルモン店から、伝統焼肉と本場韓国料理の店へ、華麗に新装